こんにちは、みけです。
この記事では、マンドリンを始めて右手の基礎練習に慣れてきた人や、
マンドリンを始めて数ヶ月~1年程経った人に向けて、実際に曲を弾けるようになるために
スケール(音階)を通して、左手の練習方法とポイントを紹介していきます。
●そろそろ左手の練習も始めていきたい人
●普段の左手に関する基礎練習で何をすれば良いのかわからない人
ここでは、初歩としていますので、左手の動きに慣れていない人や、これから左手の練習を始めていくよっていう人に向けた練習用楽譜を紹介していきます。
もう少し難易度高めな楽譜がいいよっていう人は、
別記事の「【マンドリン 独学】左手のルーティーン基礎練!<スケール(音階)練習_基本>」を参照していただけると良いと思います。
Lesson1とLesson2の2部構成になっています。
Lesson1では、実際に左手を動かして音階を奏でてみる練習(地味ですがこれも反復練習しましょう)
Lesson2では、別記事「【マンドリン 独学】左手のルーティーン基礎練!<スケール(音階)練習_基本>」で紹介する基礎練習に向けて、8分音符で音階を弾いて練習していきます。
Lesson1:音階を奏でてみよう!!
まずは下記の楽譜を見ながら音階を奏でて、各音の音程と押さえる指の位置を再確認しましょう。
最初に全てダウンピッキングで良いので練習を行い、その後にダウンアップでゆっくりのテンポで良いので練習していきましょう。
●正しい左手のフォームで弾く
●フレットから指を離しすぎない!!
●フレットをしっかり押さえて音を響かせるイメージで!
●各音の指の位置を確認
各音をしっかり鳴らせる位置を指で押さえ、その位置を確認しながら練習を進めていきます。
最初なのでゆっくり確実にやっていきましょう。
ここではまだメトロノームを使わなくても構いません。
各音符の上に記載されている番号はそれぞれ下記を意味しています。
・1:人差し指
・2:中指
・3:薬指
・4:小指
・0:開放弦(何も押さえない)
●正しい左手のフォームで弾く
くどいですが変な癖がついてしまわないよう、正しいフォーム・押さえ方で練習してください。
●フレットから指を離しすぎない!!
下の写真のようにフレットから指が離れ過ぎていると、次の音を鳴らすまでに多少ラグが発生してしまうので、テンポのずれの原因にもなります。
また、特に下降音階の時に1の指で押さえて音を鳴らしている時に力が入り過ぎて次の4の指が離れていしまっていることが初心者に多い気がします。
下の写真のようにできるだけ離れ過ぎないようにしましょう。
●フレットをしっかり押さえて音を響かせるイメージで!
中途半端な押さえ方になってしまい、音がビビらないように気をつけつつ、次の音を鳴らすギリギリまでフレットからは指を離さない意識で練習しましょう。
意識するだけで音の持続時間や伸びが違うと思います。
Lesson2:8分音符で音階を奏でてみよう!!(基本基礎練に向けての導入練習)
次に、8分音符でスケール練習を実施しましょう。
下記に掲載する楽譜は3段階で構成されています。
まずは、8分音符を4つずつ弾いて音階を弾いていき、上昇下降して戻ってきたら次は8分音符を
2つずつに減らし同じように上昇下降して戻ってきます。
最後は8分音符を1つ入れで弾いて行きます。
まだ慣れていない人は、これでもきついと感じると思いますが、焦らず自分のできるテンポで
やっていきましょう。
●左手を意識しすぎて、右手の動きを蔑ろにしない!!
同様にLesson1でのポイントはLesson2でも意識するようにしてください。
●焦らず自分のできるテンポで弾く
恐らくこの練習を始めて最初の方は60のテンポでも結構余裕がないと思います。
ですがこれも反復練習で体が覚えて慣れるようになってきますので、安心して焦らずに、
ある程度弾けるようになるまではテンポを無理に上げようと思う必要はありません。
できそうだなと思ったら一旦テンポ上げてチャレンジするくらいで良いと思います。
●左手を意識しすぎて、右手の動きを蔑ろにしない!!
この練習では左手意識で練習しますが、慣れないうちは右手の意識がなくなってしまい、
右手の動きがテキトーになりがちです。
(フォームが崩れたり、サウンドホールの上からブリッジ寄りに移動してしまったり・・・)
頭が混乱するかもしれませんが、右手も最低限の意識は保ちつつ練習するようにしましょう。
まとめ
今回は、左手の基礎練習を開始するにあたって、基本的な指の動きと練習方法について解説させて頂きました。
まずは本記事の内容でしっかりと指の動きと音の鳴らし方を意識できるように練習していきましょう!
慣れてきたら次の記事「【マンドリン 独学】左手のルーティーン基礎練!<スケール(音階)練習_基本>」の練習方法に置き換えたものを日々の基礎練習として実施すると良いと思います。
次の記事では、今回の練習用楽譜に対して、もう1ステップレベルを上げたものを紹介し、ポイントを解説していきます。
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