こんにちは、みけです。
この記事では、前の記事「【マンドリン 独学】左手の練習はここから!<スケール(音階)練習_初歩>」にて紹介した内容をレベルアップさせたものになっています。
実際の曲を演奏する前のウォーミングアップとしても活用できます。
私が大学時代に実施していた日々の基礎練習の内容を楽譜に起こしたものを紹介しつつポイントを解説していきます。
●左手基礎練習のルーティーンを確立したい人
覚えてしまおう!!〜ルーティーンとして使用できる楽譜〜
下記楽譜では前回の記事からレベルアップし、16分音符での練習になります。
前回記事のLesson2の楽譜を♩=120のテンポが、下記楽譜の♩=60のテンポに相当します。
感覚としてはテンポが倍速になったようなイメージです。
なので、前回記事のLesson2の楽譜で♩=120で弾けるという状態が好ましいと思われます。
下記で紹介する楽譜で、根気よく練習を続けてテンポアップしていくことができれば、自ずと速弾きができるための基礎部分が出来上がるというわけです!
●力まずにリラックス&脱力して弾く
●”ゆっくり確実に“を意識して練習する
最初のうちは♩=60でも速く感じ、焦ってしまうと思います。(私も最初はずっと♩=60から進みませんでした・・・)
焦らず、確実にできるようになるまで地道に反復練習するしかありません。
速く弾けることよりも確実に弾けることを基礎練習では意識していきたいですね!
少し余裕が出てきたら♩=72、♩=80とテンポアップさせていけば良いと思います。
目安ですが、♩=120で弾けるようになれば、大体の曲は弾けるようになると思います。
♩=120~132がAllegroの速さで、それの16分音符が弾けるようになるイメージです。
●力まずにリラックス&脱力して弾く
テンポがだんだん早くなってくると焦ってしまい、力みがちです。
力が入っていると、余計に音がプツプツと切れてしまい、本来弾けるはずの箇所もプツプツと鳴ってしまいます。
感覚としては、人それぞれですが、例えば体が丸まってしまったり、右手や左手に過度な握力をかけてしまっているような状態とかが多い気がします。
力んでしまっているなと感じたら、その付近が今の自分の限界のテンポなので、その付近で反復して練習しましょう。続けていたら弾けるようになってきますので!
※参考:私がこの基礎練習をやっていたときの進め方
いつもこの基礎練習を実施するときは、まず♩=60のテンポから開始して、なんとなく余裕がなくなってくるくらいのテンポ(例えば♩=100とか120とか)になった時に最後の16部音符での音階を弾き終わった後に、もう2回ほど最後の16部音符での音階を弾くようにしています。
「次のテンポに速度を上げても大丈夫だな」と感じられるくらいの音質で弾けるまで、繰り返すイメージです。(その回数がいつも大体3回くらい)
まとめ
いかがでしょうか、私も実際に大学時代に実施していましたし、今も基礎練習する時は右手の基礎練習をやってからこの左手のスケールの練習をやるようにしています。
(大学時代私の周りのマンドリン奏者のほとんどがこの練習を実施していたような気がします・・・)
仕事等で忙しくて楽器を弾けない時期が続くことで基礎練習を怠っていると、前に弾けていたテンポでも弾けなくなってしまっていることがよくあります。(特に自分がギリギリだと感じているテンポ付近!)
右手と左手それぞれ大変ですが、反復して練習することが特に大事なので、皆さん根気よく練習頑張りましょう!
コメント