【マンドリン 独学】右手の応用練習<移弦の練習>

応用練習

こんにちは、みけです。

本記事では、「【マンドリン 独学】トレモロ奏法に向けた練習(初歩と基本)」をある程度実施できた人や、実際に曲の練習に取り掛かっている人向けに移弦の練習方法として楽譜を紹介しつつ、ポイントを解説していきます。

この記事を読む人
●トレモロ奏法に向けた基礎練習を実施し、慣れてきた人
●実際に曲の練習を実施している人
●移弦が上手くできない人

移弦の練習方法

移弦とは読んで字の如く、弾いている弦を別の弦に移動するという意味です。
例えば、A線で弾いている時にE線に移ったり、G線に移ったりするということです。
これが意外と難しいんです、綺麗に移弦できなかったら移弦先の1音目は綺麗に音が出ませんし、
弦と弦が離れていると(E線からG線など)テンポがズレてしまうなど・・・あります。

移弦の練習

大学時代に特に教わりはしませんでしたが、私が移弦に行き詰まったときにやっていた移弦の練習方法を楽譜に起こしてみました。
全て開放弦で演奏し、最初は”弦を8回弾いて次の弦”、その次は”弦を4回弾いて次の弦”、
最後は”弦を2回弾いたら次の弦”
というような形で練習していきます。

もちろん最初はゆっくりのテンポで開始して、慣れてきたらどんどん速くしていきます。
体感では”4回弾いて次の弦”まではテンポ速くてもついていけますが、”2回弾いて次の弦”となると
一気に難易度が上がるような気がします。(他の弦も一緒に鳴らしてしまう・・・)

ポイント!!
“できるまで反復して”練習しよう!
●速いテンポの時は、手首とピックを持つ指を上手く活用しよう!
●慣れてきたらダウン/アップの順番を逆にしてみよう!

●できるまで反復して練習しよう!
これは今までの記事でも何回も書かせて頂いていますのでしつこいとは思いますが・・・。
一番難しいのは、”2回弾いて次の弦”なので、そこの部分だけを何回も練習しても良いです。
私は、8回→4回→2回の2回の時に、なんとなく自分で納得がいくまで繰り返し弾き続けるようにしています。(2回のところだけもう1セット、2セット・・・というようなイメージ)

●速いテンポの時は、手首とピックを持つ指を上手く活用しよう!
速いテンポの時は、素早く移弦させないと間に合わないので、手首や指を上手く返して移弦させます。
私の場合は、大体の位置に手首で持っていき、その間にピックを持っている指に少し力をグッと加えて、弦を弾いてあげるイメージです。(わかりにくくて申し訳ない・・・)
あくまで感覚の話ですが、手首や指を活用してみてはいかがでしょうか?という提案に近いです…笑

●慣れてきたらダウン/アップの順番を逆にしてみよう!
この練習に慣れてきたら、今まで「ダウン始まりアップ終わり」だったのを、「アップ始まりダウン終わり」のように逆にして練習してみましょう。
曲中に出てくる移弦は必ずしもダウン始まりとは限らないので、そのパターンに対応できるように練習します。

ちなみに私がよくやってしまいがちなのが、ダウンで弾いた後に移弦するときに、移弦先でもダウンから弾いてしまうことがあります。
この弾き方だと、テンポが速く慣ればなるほどラグ(ロス)が大きくなりますし、そもそもダウンアップで上手くテンポキープできてたものが崩れてしまうことになるのでやめておいた方が良いです・・・

まとめ

今回は、右手の練習の応用として、移弦の練習方法を紹介してみました。
移弦が上手くできると技巧的な動きや、表現の幅が広がると思います。
曲の中に何箇所かは「移弦難しいなぁ」と思わせる部分があったりしますよね。
移弦について行き詰まったりしたときは、今回の記事で紹介させて頂いた”楽譜”と”ポイント”を参考に皆さんも練習してみてください!

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